やはり俺の俺ガイル考察はまちがっている。

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俺ガイルは言わば謎解きのないミステリーとして書かれ

なれば考察とはその真実を暴く行為である。

Y

八幡は読者を誘導する「信頼できない語り手」であり

雪乃の印象的な台詞は「読者への挑戦状」である。

AN145

雪乃は物語の初めから結衣の想いを知る。

だから雪乃は自身の恋を諦めた。

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結衣は自ずから多くを察する。

雪乃が八幡に想いを寄せる事も
八幡が雪乃を諦められない事も。

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八幡は見過ごし見逃し見ぬふりをする。

その思考や推測はまちがっている。

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しかし八幡は正しく観測する。

人物の動作や台詞は正しく描写され
小説的技法も正しく機能する。

そこに顕れる矛盾が手掛かりである。

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そして物語は密かに自白する。

「これからもずっと仲良くしたいの。どうしたらいいかな?」

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結衣は正しい。雪乃は黙秘する。小町や材木座は解を示す。

誰もが役割を隠し持つ。

characters

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。

は、 ひどく小説的で修辞的で
しかし徹底して論理的である。

そう書かれている。

misc

ここにその読解の手掛かりを記す。

たぶん。知らんけど。