アンソロジー2 オンパレード

アンソロジー2 オンパレード

本稿では渡航氏による著編のみ言及する。

やはり妹さえいればいい。

1. 四月半ば過ぎ、 奉仕部室 vol.A02, l.2678

小町の小姑。結衣は受験先未定。いろはは指定校推薦狙い。生徒会長選に向けて小町といろはで八幡の取り合い。

  • 登場人物
    • 比企谷八幡, 雪ノ下雪乃, 由比ヶ浜結衣, 一色いろは, 比企谷小町

雪ノ下と由比ヶ浜が肩を引っ付き合わせて / うむうむと満足げに眺めていた小町がvol.A2, l.2783

小町も結衣と雪ノ下の復縁を喜んでいる。

「出たよ、あざといやつ......」vol.A2, l.2757

ぬるい茶に甘味が好きでも、熱いお茶と辛い煎餅を美味しいと言ってみせる行為。

「ちめいど、ゆうめいだいがく、おしゃれ」vol.A2, l.2795

開いてたタブを速攻で閉じちゃいますね!vol.A2, l.2801 に従えば検索キーワードの表現。

2. 四月半ば過ぎ。 奉仕部室, 廊下 vol.A02, l.2844

川崎大志の部活相談。結衣やいろはが八幡にアプローチした形跡があるが、八幡に自覚がない。大志は沙希の負担を軽減すべく奉仕部入部を検討している。

  • 登場人物
    • 比企谷八幡, 雪ノ下雪乃, 由比ヶ浜結衣, 一色いろは, 比企谷小町, 川崎大志
  • 言及される人物
    • 川崎沙希, 川崎京華, 戸塚彩加, 雪ノ下陽乃, 葉山隼人, 戸部翔

「ふふん、もち素です」 / 「ははっ、どっちかわかんねー」vol.A2, l.2900

小町が大志の好意に気づいていないのか、気づいてあしらっているのか。

「却っ下」vol.A2, l.3000

文化祭スローガンでの 「却っ下」vol.06, l.2455 を引く。

「あなたもよく『行けたら行く』って言うじゃない」 / 「それでどうせ絶対行くし」 / 「......由比ヶ浜さん、それはいつぐらいのこと?」 vol.A02, l.3036

不明。

マラソン打ち上げの 「じゃあ、行けたら行く」vol.10, l.4263 は雪乃もその場にいるので結衣が躊躇する必要がない。

「ってことは、こないだのアレも秘密ですね。了解でーす☆」vol.A2, l.3059

(飲料水の)いろはすと俺ガイルのコラボ小説を指すだろうか。

https://www.i-lohas.jp/products/tennen/eco/ (リンク切れ)

「弟にそういう気の遣われ方するの、お前の姉ちゃん嫌がるんじゃねぇか」vol.A2, l.3124

「そういう気の遣われ方」とは 「姉ちゃんが予備校行き始めるんで、京華の面倒見ないとかなって。」vol.A2, l.2928

「言わせないでくださいよ。おにーさん」vol.A2, l.3131

川崎大志が小町と結婚すれば、だけではなく、川崎沙希と八幡が結構しても八幡は大志の義兄になる。

3. お花を摘んでから、 奉仕部室 vol.A02, l.3137

雪乃と陽乃はお互いに好き。年上年下典型ラブコメ。

  • 登場人物
    • 比企谷八幡, 雪ノ下雪乃, 由比ヶ浜結衣, 一色いろは, 比企谷小町
  • 言及される人物
    • 川崎大志, 雪ノ下陽乃, 雪ノ下母, 由比ヶ浜母

そういえばこいつ、陽乃さんのこと結構好きなんだよな......。姉も姉で妹のこと好きだし。お互い愛情が歪んでて、全然理解できないけど......。vol.A2, l.3160

八幡が雪乃から陽乃への好意を理解している表現は初出。

「母にかなり好かれているもの」vol.A2, l.3177

明日、夕飯食べに来ない?vol.14, l.6590 での会食後。この会食で母の審美眼に叶ったか。

4. 翌日放課後、 正門前 vol.A02, l.3253

沙希は大志の気遣いを把握している。小町案、大志も沙希も京華を懸念しているのだから、京華の意見に従う。

  • 登場人物
    • 比企谷八幡, 比企谷小町, 川崎沙希, 川崎京華, 川崎大志
  • 言及される人物
    • 戸塚彩加

「全然掃除しないし片付けもやんないのに、急に思いつきでカーペットにコロコロ掛け始めたりする」 / 「わかる。男は細かいくせに気が利かない。」vol.A2, l.3315

「カーペットにコロコロ」が掃除した人物に対して埃が残っていることの指摘、あてつけとなるという事を理解していない、の意。

「おー、きゅあぐれーす......。」vol.A2, l.3321

中の人つながり。声優さんが小町と同じく悠木碧さん。同様に 「そりゃプリキュアもやりますよ」 は川崎沙希の声優の小清水亜美さんによるキュアメロディを指すだろう。か。