八幡のことなんだと思ってるんですかねー?
一色いろはって八幡のことなんだとおもってるんですかねー?
「私的にはかなり好きっぽい感じですけどー」vol.08, l.3784 。
「忙しいっていうのは匂わせ」vol.09, l.1784 る。
「あんなの見せられたら心動いちゃいますよ」vol.09, l.4417 。
「振られると分かってても行かなきゃいけない」vol.09, l.4447 。
葉山は人の好意にあえて鈍感でなければその関係性を保つことができない。vol.09, l.4361 と考える。が、葉山は
「それは、たぶん、俺じゃなくて……」vol.09, l.4367 と否定的に言い淀む。
「君はすごいな」vol.09, l.4369 、いろはを変えた、と言う。八幡が葉山を
「いい奴だって決めつけるのと同じ理由で」vol.09, l.4376 。
「葉山先輩への有効な攻め方です。」/
「この敗北は布石です。次を有利に勧めるための」vol.09, l.4450 。
「愛してる」や
「頭撫でる」は
妹専用vol.09, l.4453 。
「責任、とってくださいね」vol.09, l.4457 。
「私的にはかなり好きっぽい感じですけどー」
「忙しいっていうのは匂わせ」る
「あんなの見せられたら心動いちゃいますよ」
「振られると分かってても行かなきゃいけない」
「それは、たぶん、俺じゃなくて……」
「君はすごいな」
「葉山先輩への有効な攻め方です。」/
「この敗北は布石です。次を有利に勧めるための」
愛してるや
頭撫でるは妹専用。
「責任、とってくださいね」
「私的にはかなり好きっぽい感じですけどー」
イメージがちゃんとあって、それを守っているvol.08, l.2136 。
「忙しいっていうのは匂わせ」る
ちょっと一瞬ときめきかけvol.09, l.0752 る。それが後ろめたくてサッカー部から疎遠になる。
「あんなの見せられたら心動いちゃいますよ」
「盛り上がっちゃったんだから」vol.09, l.4417、八幡へと
「心動いちゃいますよ」vol.09, l.4426、 八幡のことを
「忘れられません」vol.09, l.4430 。
「振られると分かってても行かなきゃいけない」
踏み出そうって思ったvol.09, l.4433 。その前に玉砕前提で告白してみよう、乗り換える前に振られておかないと体裁が悪い、と考えた。
「それは、たぶん、俺じゃなくて……」
「君はすごいな」
負けることを肯定するためにvol.10, l.3813 「君はすごいな」、と言う。
「葉山先輩への有効な攻め方です。」/
「この敗北は布石です。次を有利に勧めるための」
愛してるや
頭撫でるは妹専用。
「責任、とってくださいね」
(三浦が葉山の進路を問うために一般論を装ったことを受けて)
「一色ならともかく」/「先輩ってほんとわたしのことなんだと思ってるんですかねー……」/お前さっき葉山の進路聞くために俺をダシにしただろうが……。vol.10, l.1545
齟齬。八幡の理解では、いろはは葉山の進路を知る為に、初めに八幡の進路を聞いた。
いろはは、初めから八幡の進路を知りたくて、葉山を照れ隠しに使った。
よって10巻のこの時点で既にいろはは八幡に好意を持っている。
「かなり好きっぽい感じですけどー」/「なんかいいなぁと思ったらとりあえず手を出、つないでみたいなぁとかは思いますけどー」vol.08, l.3784
いろはは八幡には 「素を見せる」
vol.08, l.2137 。「いいなぁと思ったらとりあえず」。いいと思っている、とは言っていない。
「君に劣っていると感じる、そのことがたまらなく嫌だ。だから、同格であってほしい。だから君を持ち上げたい、それだけなのかもしれない。君に負けることを肯定するために」vol.10, l.3813
すなわち、葉山が八幡を褒める場合は、葉山が八幡に負けた場合。
有名ではあるが、 「本物が欲しい」
vol.09, l.3092 前後で変化する。というか最後にはなんだかもうよろしくおねがいしますになる。
「な、なんですか口説いてるんですか、ごめんなさい無理です。好きな人がいるので」vol.08, l.3781
「なんですかそれ口説いてるんですかごめんなさい狙いすぎだし気持ち悪くて無理です」vol.08, l.4210
「はっ! もしかして、今の行動って口説こうとしてましたかごめんなさいちょっと一瞬ときめきかけましたが冷静になるとやっぱり無理です」vol.09, l.0751
「……もしかして今、わたしのこと口説いてますかごめんなさい年上結構好きですけど無理です」vol.09, l.2413
「なんですか傷心につけ込んで口説いてるんですかごめんなさいまだちょっと無理です」vol.09, l.4439
「なんですかもしかして今わたしのこと口説いてましたか一回遊びに行ったくらいでもう彼氏面とか図々しいにもほどがあるのでもう何回か重ねてからにしてもらっていいですかごめんなさい」vol.10.5, l.1286
「なんですか口説いてるんですか甘いものだけに甘い言葉を囁けばいけるんじゃないかとかちょっと考えが甘いのでもう少しよく考えて出直して来てくださいごめんなさい」vol.11, l.1807
「もしかして先々『もう妹とは思えない……』って言ってわたしのこと口説く気でしたかさすがに今の今だとちょっとときめきようがないのでまたの機会に出直してきてくださいごめんなさい」vol.12, l.3217
「なんですかそれ口説いてるんですか特別扱いって悪い気はしませんし困っているところを助けられるのは嫌いじゃないですがそれはそれとしていろいろ片付けてからお願いしますごめんなさい」vol.13, l.2508
「もしかして、業務連絡にかこつけてわたしとの距離を縮めてそろそろ告白する気でしたか遊びに行くくらいはいいんですけどそれ以上は全部終わってからにしてくださいごめんなさい」vol.14, l.2951
「一応まだワンチャン葉山先輩ツモれればいいなとは思ってます。最悪向こうが振り込んできたらそれはそれでって感じですけどわざわざ待ち変えたり手を崩してまでベタオリする気はないんで」vol.14, l.6141
「今口説こうとしてましたか妹を頼む的なニュアンスでしれっとプロポーズは悪くないんですけどでもよく考えたらやっぱりわたしが一番年下な方がポジション的においしいのでごめんなさい」vol.14.5, l.0993
「は! もしかして今口説いてましたかできる上司がちゃんと見ててくれてるっぽい感じはキュンとしなくはないですけど綺麗な体になってから出直してきてくださいごめんなさい」いかなる場所でも、何をしてても、一色いろはは清々すがすがしい。
「言ったじゃないですか。料理、得意だって」/「今の、翻訳したほうがいいですか?」vol.A4, l.3762
「いろはには愛がある」。 「いろは先輩はカスや……」
vol.A4, l.3288 、 「料理は愛情ですから」
、 「愛がないとカスですよ、カス」
vol.A4, l.3308 、からの三段論法。