このサイトについて

このサイトでの俺ガイルの読み方

俺ガイルは言わば謎解きのされないミステリーとして書かれている。考察とはそのミステリーの真実とトリックを解こうとする行為である。このサイトはその道標を示す。

雪乃の印象的な台詞や結衣の拙い台詞は「読者への挑戦状」である。そこで読者は隠された真実を推理できる。特に文章の構成要素の欠落はそれを推理する事で謎が解ける。その様に書かれている。
八幡は「信頼できない語り手」である。地の文の八幡の推測や思考はまちがっていて、そのまちがいこそがトリックである。
八幡は正しく観測する。つまり描写や叙景は正しく、それらが台詞や行動と矛盾するならば、それは先入観やミスリードを疑うべき徴候である。
キャラクターの一部には隠されたルールが存在する。
- 雪乃は嘘をつかないが本当のことを言わない事がある。
- 結衣は概ね正しく察し、八幡や雪乃のまちがいを表情や仕草として示すが、必ずしも台詞化はしない。
- 小町は八幡が取るべき理想解を示す。
- 材木座は八幡がまちがえて採用する解法を示す。
- 葉山は八幡自身が語らない八幡の事情を示す。
- 陽乃はまちがいと真実を語るのみならず嘘も吐く。
- 平塚は一般に正しいが物語固有の事情では必ずしも正しくはない。
俺ガイルは決して抽象的に書かれてはいない。修辞的ではあって比喩も対句反復反照も省略黙説も駆使されるが、しかし徹底して論理的である。

本サイトは以下の略称を用いる。概ね慣例通り。

本文からの引用は引用と表記する。引用の記法を下記に示す。

kindle 版として付与された行番号は技術上の理由でもはや正しくない。必要に応じて各自で検索されたい。

引用元が同一セクション内の場合など自明な場合は行番号を付与しない。

引用部の著作権は当然ながら各著作者に帰属する。

ここから駄文雑談

ChromeOS とてもよいです。

文章のほとんどが音声入力。 Markdown 書きは vscode, コード書きは NeoVim.

気になる箇所を highlight して Notes -> Export Notes すると引用部をメールできる。とても楽。

2023年内に行番号の算出方法が変わってしまって (Vol.xx l.yyyy) の行番号が機能しません。いまのところ対応策思いつかないです。

sveltekit を static site generator として使いました。ですのでこのサイトはいわゆるブログ的な構造はしていません。

svelte はコード量短くて開発体験がとても良いです。けど GitHub Copilot やら Gemini やらがあまり理解してくれない。

というか「人工知能がそれを知らん」は今後現れるプログラミング言語に共通の問題になりそうな。

markdown のパーサとレンダラ。

このあらすじ記法

や引用文の引用元付き記法や画像付きh1セクションなどなど自作しました。たのしい。

いわゆる人工知能絵師。タップ領域用の画像をたくさん生成してもらいました。

Q: なぜFooocus
- A: "offline GPT-2 based prompt processing engine" がとても良い
Q: なぜ実写風
- A: 原作アニメ各方面にご迷惑かけにくかろ　という逃げ
Q: 画像に意味あるの
- A: ない　「世界が終わったあともここで本を読んでいる」とか「赤い髪におだんごヘア」とかの英訳を入力して生成されてきたもの、けれどその指定は割と無視されまくっているし、複雑な構図は絵の破綻率が上がるから適宜添削もしている
Q: だれこれ
- A: 私にもわからない書いてもらうたびに毎回人物が変わる（けどそれでいいことにしている）
Q: かわいくない
- A: アニメキャプからLoRA学習してreal系モデルでレンダしてたらこーなった face swap してもいいんだけど16才女性の肖像権フリー画像なんてあるのだろうか
Q: なんかえろい
- A: エロ画像生成モデルなのでどこかのどなたかの（あるいは私の）性癖を突いているのでしょう
Q: ぽんかん⑧神のデザインとは相当違うが
- A: 二次創作の一種だと思ってゆるしてほしい